医師の社会的地位と責任
医師は先生とも呼ばれて社会的に地位のあるお仕事です。
理系の最高難度の学部を卒業しているので、理系のエリートでもありますしは唯一医業ができる存在です。人の命を救うのが医師の役目であり、一歩間違えると患者の命を無くしてしまいますから、プレッシャーは相当なものでしょう。そのプレッシャーを跳ねのけられる人が本当の医師といえるのではないでしょうか。医師は社会的地位があるお仕事なので一般企業と比べるとかなり高い給料となります。命を預かっているわけですからそのくらいの報酬は当然のように感じます。
医師になるためには相当な努力をしなくてはなりません。大学入学の時にかなりの高倍率を勝ち上がって医学部に入学します。医学部に入ってからも6年間膨大な知識を覚えなくてはなりません。そして、膨大な知識を覚えてやっと国家試験に合格して医師免許を持っても、研修医として忙しい日々を過ごします。
医師が稼げるようになるには相当な年月とお金が必要となります。誰にでもなれるような簡単な職業ではありません。大変な競争社会を生き抜いて来た人が医師になれるのです。ですから、医師の給料が高いとは思いません。それだけのことをしてきているわけですから妥当な金額だと考えます。
社会的地位があると同時に大きな責任が伴います。医療ミスを犯そうものなら日本では医者を続けていくことはできません。アメリカであれば医療ミスはちゃんと償えば大丈夫ですが、日本では医療ミスを犯すと免許取り消しになってしまいます。医師は医療ミスとも日頃から闘っているのです。人間だれしも間違いを犯しますが、医者だけは間違いが許されず精神的にも大変であると言えます。